パリ郊外に住むフレンチブルドッグ、ユズ。

2012-05-28

季節がひとめぐり

ユズを我が家に迎えてから4月3日で1年が過ぎました。
振り返ればあっという間。
子犬のころは食事や散歩、なんでも飲み込んでしまう(これはいまでも)
体もできあがっていないので、ひやひやしながら彼と向き合っていました。


© lune

いまはほぼ大人の体。体重の増加もややおちついたのではないかと思います。
私たちの暮らしにもユズがすっかりと入り込み、二人だけで外出すると、
足元をちょこちょことついてくる存在がいない、ぽっかりとした不在を感じます。


人見知りをしない、好奇心が旺盛で、穏やかな性格。
誰に似たのか、朝寝坊で、ちょっと天然ボケなユズ。


近所の方々や家族や友達にも愛されて、犬を通じての出会いもありました。


© lune


小さな体で小さないのちで、不思議な人間の世界をみているユズ。


留守から戻ると体中で歓びをあらわす
悲しい気持ちのひとのそばにぐっと体を押し付けるようにしてじっとしている
大好きなテニスボールが家具の隙間に入って、しょんぼりする
それをもって遊んでほしいと何度も何度もねだる
寝る時は少しだけ誰かの体にふれているのが安心のよう


日々の人間の暮らしで忙しく、気持ちがささくれだっている時に
こんな彼の様子を思い浮かべると、ほにゃっと、気持ちがほどけます。


このところ近くのソー公園に毎日のように散歩や昼寝をしにいきます。
すっかり道順も覚えて、私たちの前をうれしそうにおしりを降りながら歩いている
彼のうしろ姿をみているのが好きです。




今日の体重: 12500g