パリ郊外に住むフレンチブルドッグ、ユズ。

2012-02-26

春はそこまで

© lune

まだ朝晩は冷えますが、アパルトマンの暖房を日中は切っても寒くない気温になってきました。

普段は家の中で遊ぶものを見つけて元気すぎるくらいに遊んでいますが、
春になると公園へいけるのが楽しみです。

先日今年初めて近所のソー公園*へ。天気があまり良くないので、殆ど人がおらず、まるで貸切り。
ここは造園家ルノートルによって設計された約180ヘクタールにもおよぶ公園。ルイ14世のもとで働いたコルベールの邸宅地でした。きっと当時はこんな風に静かだったのだろうか、と想像しました。 

春から秋はピクニックや昼寝や散歩に大活躍の公園です。
周囲ではめずらしく犬もOKな公園なので、とても重宝しています。
久しぶりにユズもひもを外し、自由に芝生の上でうれしそうでした。

* official site : Domaine de Seaux

今日の体重:11800g


2012-02-21

誤飲事件その2

© lune

2月のとある昼下がり、ソファに座ってくつろごうとしていると、私の背後にくるっとユズがまわりこみ、私が髪をまとめていたシュシュ(直径約10cm×10cm)を奪い取りました。
とっさに私はユズを叱り、追いかけると、ユズは逃げはじめ、次第に口の外にはみ出していた部分が見えなくなり、これはまずいと思った瞬間に、もぐもぐ、ゴクリと飲み込んでしまいました。

吐き出すかどうかしばらく様子を見ましたが、食欲も便も普段通り。心配ながらも一夜を明かし、翌朝一番で動物病院へ。
布の固まりだけに、内視鏡ではなく、まずは吐き出させる対処。
吐き出すまでに時間がかかるかもしれないので、ユズを病院へ預け自宅で待機。
すると、それから約1時間後、病院から電話で「先ほど丸ごと吐き出しました!」との連絡。
ほっと胸をなで下ろしました。。

動物病院の先生曰く、この薬でも吐き出す確立はそう高くないとのこと。
自力で数日後に吐き出す犬もいるようですが、
腸に下りはじめると大変なことに、早く病院へ連れてきてよかった!とのことです。
吐き出した瞬間は、先生もアシスタントのみなさん全員で拍手で喜んでくださったそうです。

…そんなこととはつゆ知らず、少しの食事制限だけで無事に済んだユズは、いつものように私や夫の膝の上で、すやすやと眠っておりました。

まったくもって目が離せません。気をつけなくては。